鏡を見ていてため息が出てしまうシミは、長年気になっていたものが急に濃くなったり、大きくなったりして目立ってきたときに特に気になりはじめるものですが、シミが目立ってきてから美白化粧品を急いで使っても、なかなか改善しないことが多く、気にして化粧品を塗る刺激でさらに濃くなることもあるので注意が必要です。シミとは、メラニンという色素が肌に沈着してできる薄茶色や濃褐色の斑点で、種類が大変多く、一人の人に複数の種類のシミが混在することもあるので、専門医を受診して種類を特定し、ひとつひとつの色素沈着に最適な方法を選んで治療することが大切です。治療には、レーザーなどの光治療と外用薬、内服薬を組み合わせて使う場合も多く、どれを選ぶかは素人では判断が難しいのですが、ドクターが最適な治療を選ぶと、効果が出やすいので、クリニックに行くことがシミ改善の近道です。また、料金が高いと思われがちですが、高価な美白化粧品を長年使い続けるよりも、積極的な治療を受けた方が、むだな化粧品を買い続けることなく、適切なスキンケア方法も教えてくれるので、効果があってリーズナブルになる可能性も高いのです。
レーザーなどを使った施術は、メラニン色素だけに反応する特別な光を使うので、効果が高く、肌の他の部分には影響しないので安全性も高い方法です。光には、コラーゲン生成を促す効果もあるので、しわやハリなどが改善し、若々しい素肌になることも期待できます。
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